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親知らず

昨年の秋ごろから、食事の際に奥歯に痛みを覚えるようになりました。さっそく歯医者さんで見てもらったところ、親知らずが歯茎の中に横たわっており、それが成長しようと歯茎を破り奥歯に影響を与えているため、ものを噛んだときに痛みが走るようになったとの説明がありました。

親知らずをネットで検索してみると...

「親知らず」(親不知・おやしらず)とは、前から数えて8番目の歯で、第三大臼歯、知歯とも言われているそうです。20歳前後で生えてくる歯のため、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが生えてくる前に亡くなってしまってこの歯を見ることが出来ない、というのが親知らずの名前の由来だと言われているそうです。

歯医者さんからも....

親知らずは生えてくる場合と生えてこない場合(又は最初から無い場合)があるのですが、親知らずの生え方によっては歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があり、そのような場合には将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高く、最悪の場合は手前の健康な歯(7番)を巻き添えにしてしまうため、早めに抜歯しておくことが推奨されます。

また、親知らずが虫歯になってしまった場合、一番奥の歯なので治療器具が届きにくく、その後のメンテナンスも難しいので、治療をしたとしても高確率で再発します。

・・・という説明を受けて、抜歯することにいたしました。

歯医者さんからは「抜歯は歯茎を切開し骨を削るので痛いです、血が出ます、23日は腫れます。大丈夫ですか?」と言われるし、周りの人も「イタイですよ~ッ!!」「抜歯した日は顔が腫れあがり、夜は疼いて眠れませんでしたよ!」と散々おどされて、当日を迎えました。

まず、診察台に座ると赤ちゃんのヨダレかけのようなものを2枚掛けます。その次に口のまわりだけ切り取られた布を顔に掛けます。それから抜歯する歯茎の周りに麻酔薬を注射していきます。歯茎だけではありません「ベロ」にも麻酔の針を刺します。一瞬「アッ間違ってベロにも刺してしまった!」と思ったのですが、見透かしたように先生が落ち着いた低い声で「ベロにも麻酔を掛けます!」と....

待つこと10分、口の中がしびれてきて、感覚がなくなりました。

顔に布を掛けられているので見えませんが、なにしろこの歳になるまで、麻酔をして手術をするなど初めてのことなので、近くでガチャガチャと器具を並べる音が聞こえるたびにドキドキします。

口を目いっぱい開いたところで、歯の上下につっかい棒のようなものをはめ、口が閉まらないようにします。最初は歯茎を切開しているような感じはしますが、どんなことをしているのかわかりません。そのうちに“ピュ―ン”という音とともに歯を削り始めました。「ガリガリガリッ」という音が頭中に、というより頭蓋骨のなかで共鳴し合ってとてつもない音に聞こえます。と同時に口中にタンパク質が焦げるような臭いが広がり重苦しい痛みがつきぬけます。

「ガァァッ!」(口を開きっぱなしと口がしびれているので言葉にならない)と声を出すと、先生が「(_・)エッ....? 痛いですか?ガリガリガリッ」、私「アガガガ!」先生「イタ~イですか?ガリガリガリガリッ」、私「アガガガ!」。

先生「おかしいなぁ~じゃもう一本打っとこ」といって、麻酔をもう一本。

その後、ガリガリが済んだあとは、ゴキッゴキッと歯を割るような音や剥がすような音が続く。

先生「もう少しなんだけどなぁ~」と言いながら「少し休憩」と言って口のつっかい棒を外し、器具の点検をしている様子。

「ウア~ッ、いつまでこれが続くのだろう?なんだか親知らずがなかなかとれないようだし…!」と思っていたら、「じゃ始めます」とまた「ゴキッゴキッ」と始めた。体重をかけてゴキッゴキッとやるため、力を入れて首で支えていても顔が揺れて横を向いてしまう。もう体中汗びっしょり。

30分くらいで、ようやく親知らずが取れました。傷口を2針ほど縫って、しばらく脱脂綿を噛んで血を止めます。

痛み止めと抗生物質を飲んで、ようやく解放されました。

しばらくは言葉がはっきりしません。麻酔が切れると同時にズキッズキッと痛みが加速してきます。

仕事を終えてうちに帰ると、風呂が沸いていたので、風呂に入り、風呂上りにビール(ではなく第3のビール)を飲んで、夕食はおじやで我慢しました。

食後、いただいた薬を飲もうと開けてみると、注意書きが入っており、それによると、当日は風呂に入ってはいけない、アルコールは一切飲んではいけない・・・と書いてあります。そういえば、歯医者さんでそういう説明があったのをすっかり忘れていました。

やってしまったことは仕方がない....と薬を飲んで寝床に入ると、ズキッズキッと頭に響いていましたが、いつの間にか眠っていました。

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メイド・イン・東大阪

鹿児島県中小企業組合士協会の30周年記念講演会で、株式会社アオキの青木豊彦社長のお話を聞く機会がありました。

「無理だ」は禁句にせぇへんか!

~町工場から宇宙への挑戦~

青木社長の実体験に基づいたお話は、大学の講師や評論家の話と違い、どんどん引き込まれていく。

もともとの発端は、町工場には若い人が集まらない、後継者が育たない、なんとかしなければ......という思いから始まったとのこと。

モノづくりの町に、若い人を引き寄せるためには、誇りを持てる町にすること、誇りを持てる会社にすること、そして「モノづくりは人づくり」が青木社長の信念である。

以前は、東大阪市に住む人たちに、「どこにお住まいですか?」と聞くと、誇りを持って「東大阪市です!」と言える人はいなかった。というのは、その町はひったくりの被害件数が全国一で、とてもほんとのことは言えず、「大阪の東に住んでいます。」というような表現をしていたらしい。

こんな町の町工場だって、素晴らしいモノづくりの技術があり、それを世間に認めさせるためにはどうすればよいか。

モノづくりの技術を基に「メイド・イン・東大阪の人工衛星」をつくろうという話になり、青木社長が中心となって計画をスタートさせた苦労話を、おもしろおかしく聞かせてくれました。

あるときは、武田鉄矢よろしく「け」という字は、じ合うの集まりであり、信じ合うということは難しいことであるが、心の儲けが出てくると自然に儲けはついてくる。とか、

」とは、になってうこと・・・などと河内弁で面白く話してくれる。

しかし、最終の目標は利益であり、人工衛星はそのための手段である。目標と手段を混同すると、おかしな結果になる。

なるほど......あっという間の2時間でした。

確か、本日(1月23日)種子島ロケット基地より、まいど1号が打ち上げられるはずですが、成功をお祈りいたしております。

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錦江湾の初釣り

16日に大さんより「明日釣りに行かないか?」とメールがあり、待ってました・・・とばかりに出航の時間、餌の手配などを決めてしまった。

朝5時起床、朝食をかき込んで、魔法瓶のお茶、缶ビール2本、水など準備して車に積み込む。もちろん、釣り道具は前日に車に準備OK。6:30自宅を出発、途中コンビニでおにぎりなどを買い、マリーナへ6:50着。大さんも同時に到着し、ボートに釣り道具、食料品など積み込み準備OK。東の空が少し明るくなった7:00に出航。

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本日の天気予報では、寒気は北上し南九州は暖かい日となるとのこと。桜島も穏やかに煙を吐いています。きょうのポイントや仕掛けの話をしながら、あっという間にポイントに到着。

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まずは、ビールで船を清め、もう一本のビールを恵比寿さんに奉献し、日の出に向かって今年の大漁祈願を......。

さて、第1投めは?・・・なんと小さなアラカブでした。

潮目が変わり、少し船を移動し、仕掛けを落とすとすぐ反応、こんどは大きめのアラカブ。

そのポイントで30尾くらいアラカブを釣り、そのほか「鯵」「いとより」など多数。

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あたりが少なくなったところで、昼食にすることにした。冬場は寒いので、冷えきった弁当だけでは更に寒くなるので、コンロでお湯を沸かし、日清の麺の達人というインスタントラーメンを作り、それとおにぎりで昼食を済ませた。

寒い船の上でのラーメンは暖まり、元気が出る。

しばらく釣って、13:00納竿とした。

今日は鯛は釣れなかったが、大きなアラカブが上がり、土産は沢山できました。

この写真は、大さんが釣った、2キロ近くのアラカブです。こんな大きいのは初めて見ました。

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椎葉の豆腐

年末に椎葉の知人から、家庭で造った“豆腐”や“こんにゃく”、“梅干し”を送っていただいた。

懐かしい田舎からの贈り物に、ダンボールを開けたとたん歓声が上がる。

椎葉の各家庭では、冠婚葬祭、盆、正月に豆腐を造り、必ず1品は豆腐料理が出てくるものでした。

以前冷蔵庫など普及していないころは、豆腐をたくさん作り、2~3センチの厚さに豆腐を切り、それを大きめの竹ぐしにさして、囲炉裏の周りに立て炭火で炙ったものを保存食としていた。保存していた豆腐を再度炭火で炙り、その上に味噌を付けたり醤油をかけたりして食べていた。

今頃は、囲炉裏がある家のほうが珍しいので、そんな食べ方をしているかどうかわからないが、あの豆腐と味噌が炙られる香ばしい匂いを思い出す。

幸い我が家には火鉢があるので、送っていただいた2丁の豆腐のうち1丁を保存食用に炭で炙った。

椎葉の豆腐はスーパーで買う豆腐の2倍強の大きさで、固く締まっており、スーパーで買う豆腐の4倍くらいの大豆を使用しているのではないか.....と思っています。

今日はその炙った豆腐を冷蔵庫から取り出し、また、炭火で炙って、その上に“烏賊の塩辛”乗せて食べます。

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これが、ビールでも焼酎でも合います。椎葉に行く機会があれば、是非、炙った豆腐を食べてみてください。

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初詣

2日の我が家の恒例行事は初詣です。1日の初詣は人出が多いため、いつごろからか2日になりました。

2_2 まず、護国神社へ参拝します。

鳥居の下には、干支の牛の絵が掛かっています。

鳥居を潜りその反対側には、

天皇陛下の歌と

阿かか 笑うことは 幸せへの はじまり

と書かれております。

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参道を通り、参拝します。

参拝が終わると、縁起物の獅子舞を見て、甘酒をいただき、正月気分に浸ってから、護国神社を後にします。

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5_5 近くに鹿児島神社がありましたので、そちらも参拝してから、梅が淵観音様へお参りすることにしました。

梅が淵観音では、駐車料金200円を支払い、細い小道を登っていきます。途中の人家の庭先に大根の味噌漬けやお饅頭が仮ごしらえの棚に載せて売られています。

6_2 梅ヶ淵観音様は受験などにご利益があるらしく、中学、高校生を連れた家族の参拝が多く見られました。

この観音様は岩壁に彫られた観音様で、優雅な、そして優しい表情をされています。

樹々の間からこぼれ落ちる光が、まるで後光が差しているように見えます。

以前、お梅という娘の伝説を聞いたことがありますが、はっきりわかりません。

参拝されなかった方々のために、その表情だけでもご覧ください。

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あけましておめでとうございます

昨夜の年越しは、韓国岳初日の出参拝登山のため、お酒もがまんし、料理をつまんで、年越しそばを食べて夜の1時に自宅を出発。

オロシティー会館に着くと、まだ誰も来ていない。しばらく車の中で待っていると、三々五々と参加者が集まり、定刻1:30にはバスが出発できた。

総勢43名のツアーを乗せたバスは、小雨の中、霧島に向けて走り続ける。たぶん霧島は雪になっているだろう。4:00登山口に到着、トイレや準備運動を済ませて4:30登山開始。

真っ暗闇の粉雪の中、ヘッドランプや懐中電灯の灯りをたよりに登るが、2合目付近で一緒に登っていたカミさんが「きつい」と悲鳴を上げ始めた。少し休憩をしながら、ここ過ぎたらもう少し楽になる....と励ましたりだましたりしながら5合目付近に到着。

ここで、写真をとろうと手袋を脱いだら、指先が凍りつくような痛みを伴う冷たさ。リュックや防寒ジャケットの表面は白く凍っています。

真っ暗闇の中で、5分休憩。 1_2 2_2

3 右の写真は、お月様ではなく、フラッシュなしで撮ったところ、ヘッドランプだけ移りました。

上を見上げると、樹氷が綺麗です。木々も凍り付いています。

カミさんのスピードが極端に落ちる中、なんとか8合目付近までくると、猛吹雪と突風でよろける。

二人並んで歩ける道は、カミさんの手を引っ張り、よろよろと一歩一歩前進する。

真っ暗闇なので、周りが見えず、どれくらい来たのか判りませんでしたが、頂上の岩山に着いて、初めて頂上に来たんだと理解した。

6:20頂上に着くと、今まで汗だくになっていた身体が、突風と零下の温度のため急激に冷えてくる。あわてて、リュックから合羽を取り出し、カミさんに着せるが、7:15の日の出まで持ちそうにない。

この様子では、例え明るくなっても初日の出は拝めないだろうということになり、下山することにした。

4 頂上付近の樹木は背丈が低く、そこに氷が着いて見たこともない造形。

下山の途中で撮ろうとするんですが、指先の感覚がなくなるので、デジカメのボタンを押すのがやっとだ。

5_2 他の人は、寒さのためデジカメや携帯が起動しなくなったそうです。

下山の途中で、少し明るくなってきたので、風景を撮る。

道の表面の雪はだんだん固まって滑りやすくなる。

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下山の途中のカミさん。

おそるおそる降りています。

無理もありません、普段はそんなに歩くこともない、専業主婦ですから。

多分、頂上までは無理だろうと思っていたのですが、なんとか頂上を極めることができました。

彼女の今後の自信につながるでしょう。

下山後は、レストランで正月のお雑煮やおせち料理などの食事をし、予約した温泉が雪のため行けなくなり、林田温泉に変更、ゆっくりと風呂につかると、ようやく生き返った心地がします。

家に着いたら、ぐっすり昼寝でもしましょう。1:20自宅到着。

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