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坐禅

毎年、2月の第1日曜日は坐禅会に参加する。

5:50南洲寺到着、6:10集合だったので、他の人を待っているとほどなく集まった。

本堂へ入ると、今回は坐禅の作法について指導がありました。

例のごとく魚板の合図とともに、般若心経を全員で読経、だがうろ覚えでは皆に付いていけない。よく見ると本堂の真ん中あたりに経本が置いてある。だが、もう取りに行くには遅すぎる。・・・ということで、聴経となった。

前回は気がつかなかったが、「白隠禅師坐禅和讃」も読経することがわかった。

「しゅうじょうほんらい ほとけなり みずとこおりのごとくにて

みずをはなれてこおりなく しゅじょうのほかに ほとけなし...この後えんえんと

とうしょすなわち れんげこく このみすなわち ほとけなりぃ~」

そして、灯りを消して坐禅。

今日は、禅問答の代わりに和尚さんの話がありました。

「静」と「動」について、そして諸行無常、諸法無我について、解りやすく話して下さいました。

そのあとが、初体験の「朝がゆの会」です。

臨済宗では朝がゆの前に様々なお経があります。

五観の偈

一つには、功の多少を計り、彼の来処を量る(私たちが頂く食事はいかに多くの人の手数と労力が費やされているか、その苦労を思い天地自然の恩恵を忘れてはならない。)

二つには、己が徳行の全欠を忖って供に応ず(自分の人格を完成せんが為、また自分の業務を完全に勤めるために食事をするのである。自分を省みて欠点はないか反省して頂戴する)

三つには、心を防ぎ過を離るることは貧等を宗とす(むさぼりの心、怒りの心、因果の道理のわからぬ愚痴の心で食事をしてはならない。)

四つには、正に良薬を事とするは形枯を療せんが為なり(日々食事をとるのは飢えや渇きをいやし肉体の枯死を免れる良薬と思い、平和な心持で食事をする)

五つには、成道の為の故に今この食を受く(私達が食事をいただくのは、人間として大道を成就せんが為である。人生の意義を見失って、一生を無駄に過ごさないよう成道の為に食事する)

食事をするのも修業なのです。

さて、あさがゆは

おかゆ 一椀

煮しめ 一皿

たくわん 二切れ、梅干 一個

たくわん、梅干は薬味ではなくて、おかず、決してお粥の中に入れて食べてはいけない。

おかゆを食べる時は、おかゆの椀を持って、おかずを食べる時はおかずの椀を持って食べる。

このとき、音を立ててはいけない。

・・・と言われたが、お椀を置くとき、お皿を置くとき、必ずカタッと音がします。

どんなにそっと置いても...カタッ!

あっちで・・・カタッ!、こっちで・・・カタッ!

箸は切っ先の食べたほうをテーブルの端から出して斜めに置きます。

たくわんは2枚ありますが、1枚は最後まで残して、お椀を洗うのに使います。

話に聞いたことはありましたが、実際に体験するのは初めてです!

その洗い方は、お粥を食べたお椀にお茶を入れて、たくわんをお箸で持って、お椀の中をお粥を落とすようにくるくると洗います。

次に、そのお茶をおかずのお椀に流し、

流すときは箸をお椀に付けて、箸を伝ってお皿へ流し込み、同様に洗います。

洗い終わったら、たくわんとお茶をいただきます。

さらに、台拭きとバケツ(なんという名前か忘れました)が回ってきます。

梅干の種をバケツに捨てて、自分の使ったテーブルを拭いて、次の人に回します。

全てが済むと、お椀の中に皿を二枚重ねて入れ、箸を乗せ、

感謝の念仏をとなえて合掌。

その後のことは省略されました。

お粥の味は薄味もうすあじ、ほとんどしろがゆ、

煮しめはシイタケと干し大根でしたが、粥を食べた後の煮しめは、

それはそれは、美味しい味付けでした。

お粥と煮しめの味付けの差の大きさが、味を際立たせたのかも?

一言もしゃべらず、たくわんの音も立たせず、

緊張のうちに食べるお粥も、修業の1つだそうです。

禅宗の厳しさを少し覗いて、新しい体験に、とっても感動した朝でした。

さあ、帰ってからジャガイモの植え付けです。

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コメント

そういえば3年前に珈琲豆屋さんとはじめて参加させていただきしばらく通っていました。また,坐禅してみようかな(^-^;

投稿: maruta | 2011年2月10日 (木) 22時38分

maruta様

コメントありがとうございます。
そうでしたね!

朝がゆも新鮮な感じで頂くことができました。
また、こんど是非ご一緒に!

投稿: なすがまま | 2011年2月14日 (月) 09時01分

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