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菅内閣不信任案

2日野党は菅内閣に不信任案を突き付けたが、当初の予想と違い大差で否決された。

岡田幹事長は内閣不信任案を否決した2日夜、日本テレビの「NEWS ZERO」に出演し、「菅総理は退陣するなどと一言も言っていないメディアが勝手に言っていることで、覚書に書いてあることがすべてだ。」とhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20110603-00000007-nnn-pol。

「震災復興の途中で、首相を代えるべきではない」とか「政争をしている場合ではない」という意見がTVに出演する議員やコメンテーターからよく聞かれるが、菅総理が震災対応の責任者であったこの2カ月半あまりのあいだ、被災地復旧対策、東京電力福島第1原子力発電所事故への対応はどんなだったか?遅々として進まぬがれきの処理、仮設住宅の建設、原発に海水注入を止めさせたとか止めさせなかったとか。

結局、尖閣諸島の中国船船長の対応が手に負えなくなり「那覇地検の判断で釈放した」と那覇地検の責任にしたように、東電の原発対応が手に負えなくなると「海水注入は東電の所長の判断で注水を続けていた」とか...な~んか同じパターンに見えて来る。

もともと不信任案の意味は、「この国の政治を今の内閣に信頼して任せられるのかどうか」を問うことではないだろうか。

不信任案採決直前に開かれた民主党の代議士会で、菅総理は震災と原発事故対策に一定のめどがついた段階で退陣する意向・・・正確には「一定のめどがついたら若い世代にいろいろな責任を引き継いでもらいたい」と表明した。当日朝まで不信任案賛成に傾いていた多くの民主党議員がこれを勝手に退陣表明と受け取り、こぞって反対に転じた。

政府も、賛成票を出す予定であった議員本人たちも、一同にホッとしたことだろう。

ところが、菅総理の言う「一定のめど」とはいつの事やら解らない、早期退陣になると思った議員たちは、うまく乗せられたものだ。この震災復興がもたもたと長引くほど菅総理は地位にとどまれるということだ。今風でいえばワロタwww

もともと菅総理に震災復興を任せられないから不信任案に賛成するという一部の民主党議員たちが、菅首相が震災復興にめどをつけるまで退陣時期を待つというのであれば、はじめから不信任案に同調する必要もなかったはずで、また菅総理が代議士会で辞任をほのめかす必要もなかったんでは?

報道を見ていると「民主党の分裂を回避するために反対に回った」という議員がいたが、震災復興より民主党政権維持を優先させたといっているのに等しい。

しかし、さすが菅直人、ルーピー鳩山をパシリに使い、天才的な計略によって、決着を先送りさせた。

世も末

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